2009年11月13日
グラミンフォンの奇跡

『豊かになれば電話が持てる』ではく『電話があれば豊かになれる』。
携帯電話を生産性向上のツールとみなし、その普及によって経済成長を促すことを夢想した。
母国バングラデシュには固定電話はおろか電話さえほとんど通っていなかった。そんな貧しい国の、しかも農村部に携帯電話を導入仕様というのだ。
無謀とも思えるこの計画に賛同したのが、グラミン銀行総裁ムハマド・ユヌスである。
貸付金で携帯電話を買ったテレフォン・レディが、近隣の村人に電話を貸し、通話料を徴収するー―結果的に、このビジネスは大成功を収め、高収入を稼ぐ、25万人ものテレフォン・レディが誕生。
携帯電話がもたらす情報が、貧困の経済を活性化した。
貧困の解決には、援助ではなく、ビジネスチャンスを!
Posted by たけちゃん at 13:33│Comments(0)